【レベル別】VERSANT対策におすすめの参考書・問題集まとめ

VERSANTの対策を始めるときに、「どの参考書を使えばいいのかわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。

VERSANTは、一般的な英語試験のように、文法問題や長文読解を解くテストではありません。聞こえた英語をすぐに理解し、短い時間で英語を話す力が求められます。

また、現在のVERSANTでは、短い質問への回答、文の復唱、会話やパッセージの理解、聞いた内容のリテリング、自分の意見を述べる問題などが出題されます。

そのため、参考書を選ぶときは、単に「英語の知識を増やせる本」ではなく、次のような力を鍛えられるかどうかが重要です。

  • 短い質問にすぐ答える力
  • 聞いた英文を正確に復唱する力
  • 会話や短い文章の要点を聞き取る力
  • 聞いた内容を自分の言葉でまとめる力
  • 自分の意見を理由付きで話す力
  • 英文法を口頭で使う力

本記事では、VERSANT対策におすすめの参考書・問題集を、初級者・中級者・上級者のレベル別に紹介します。

※今回の「VERSANT」とは、「Versant by Pearson English Speaking and Listening Test」を指します。

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【全レベル共通】まずはVERSANT専用の総合対策本で問題形式を確認しよう

レベル別の参考書を選ぶ前に、全レベル共通で確認しておきたいのが、VERSANTの問題形式です。

VERSANTは、一般的な英語試験とは異なり、短い質問への回答、文の復唱、会話やパッセージの理解、聞いた内容のリテリング、自分の意見を述べる問題など、複数の形式でスピーキング力とリスニング力が測定されます。

そのため、いきなり音読やシャドーイング、瞬間英作文だけを始めるのではなく、まずは「どのパートで何が求められるのか」を理解しておくことが大切です。

『はじめて受ける VERSANT Speaking and Listening 全パート完全攻略[音声DL付]』

VERSANT対策を始める方に、全レベル共通でおすすめしたいのが『はじめて受ける VERSANT Speaking and Listening 全パート完全攻略[音声DL付]』です。

この本は、VERSANTの全パートに対応した総合対策本です。各パートの問題形式や解き方、学習のポイントを確認できるため、初めて受験する方はもちろん、すでに受験経験がある方にも役立つ内容です。

特にVERSANTは、過去に問題形式が改訂されているため、古い情報だけをもとに対策すると、現在の出題内容とずれてしまう可能性があります。

その点、この本を使えば、現在のVERSANTで出題される問題形式を確認しながら、各パートの練習に取り組めます。

この記事で紹介するスコア目安

ここでは、記事内で使用するスコア目安を紹介します。

今回の初級者〜上級者の分類は、当サイト独自に作成したものです。下記の画像にまとめたので、自分の現在の英語レベルを確認する際の参考にしてください。

初級者向け:目安 VERSANT 10〜35点

VERSANTのスコアが10〜35点前後の初級者は、まず英語の土台を固めることが大切です。

このレベルでは、難しい表現を覚えるよりも、中学レベルの英文を正しく理解し、短い英文をすぐに口から出せるようにすることを優先しましょう。

特に重要なのは、次の3つです。

  • 中学英文法を理解する
  • 短い英文を瞬時に作る
  • やさしい英語を聞き取る

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』

初級者にまずおすすめしたいのが、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』です。

この本は、日本語を見て、瞬時に英語で発話するトレーニングができる定番教材です。使われている文法は中学レベルですが、実際に話そうとすると、意外と言えない文が多いことに気づきます。

VERSANTでは、文法をゆっくり考えている時間はありません。Part Aでは短い質問にすぐ答える必要があり、Part Fでは限られた時間の中で自分の意見を話す必要があります。

そのため、「知っている英語」を「すぐ口から出る英語」に変える練習が必要です。

『改訂版 究極の英語リスニング Vol.1 英語の基礎をなす必須1000語レベル』

初級者のリスニング対策には、『改訂版 究極の英語リスニング Vol.1』がおすすめです。

VERSANTでは、すべてのパートで英語を聞く力が必要になります。

初級者の場合、いきなり速い英語や難しい語彙の音声で練習すると、何を言っているのかわからず挫折しやすくなります。

その点、この本は1000語レベルのやさしい英語で構成されているため、リスニングの土台作りに向いています。

『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』

初級者の文法のやり直しには、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』がおすすめです。

VERSANTはスピーキングとリスニングのテストですが、英文法の土台がまったく不要というわけではありません。

Part Eでは聞いた内容を自分の言葉でまとめ、Part Fでは自分の意見を英語で話す力が求められます。

このとき、主語と動詞の関係、時制、疑問文、否定文などの基礎があいまいだと、単語だけの回答になったり、文として不自然な英語になったりしやすくなります。

中級者向け:目安 VERSANT 36〜50点

VERSANTのスコアが36〜50点前後の中級者は、基本的な英文は作れるものの、聞いた英語を保持する力や、自分の言葉で話す力に課題が出やすいです。

このレベルでは、次の3つを重点的に鍛えましょう。

  • 聞いた英文を正確に再現する力
  • 文法を口頭で運用する力
  • 意見を理由付きで話す力

『ゼロからスタートシャドーイング』

中級者におすすめしたい1冊目が、『ゼロからスタートシャドーイング』です。

シャドーイングとは、聞こえてきた英語を少し遅れて追いかけるように発話するトレーニングです。英語の音を聞き取りながら、すぐに口で再現するため、リスニング力とスピーキング力の両方を鍛えられます。

VERSANTでは、聞いた英語をその場で理解し、記憶し、口から出す力が求められます。特にPart Bでは、聞いた英文をできるだけ正確に復唱する必要があります。シャドーイングを続けることで、英語の音を聞きながら意味を処理し、それをすぐに発話する力が鍛えられます。

この本を初級者ではなく中級者向けとして紹介している理由は、シャドーイングには一定のリスニング力と基礎文法力が必要だからです。

英語の音や単語をほとんど聞き取れない状態で始めると、音を追うだけで精一杯になり、内容理解まで意識しにくくなります。そのため、初級者はまず中学英文法や瞬間英作文で土台を作り、中級者になってからシャドーイングに取り組む方が効果的です。

『ゼロからスタートシャドーイング』は、シャドーイング初心者でも取り組みやすい構成になっているため、中級者がリテンション力や音声処理力を鍛えるのに向いています。

『英語のハノン 初級』

中級者のスピーキング精度を上げるなら、『英語のハノン 初級』がおすすめです。

この本は、英文法を「知識」として理解するだけでなく、口頭で使えるようにするためのトレーニング教材です。

中級者の場合、文法問題なら解けるのに、話すと時制や語順が崩れてしまうことがあります。

VERSANTでは、Part EやPart Fで自分の言葉で話す必要があるため、文法を口頭で使える状態にしておくことが大切です。

『英語のハノン 初級』を使うことで、文法的に正しい英文を作りやすくなります。

『英検2級 面接大特訓』

中級者のPart F対策としておすすめなのが、『英検2級 面接大特訓』です。

VERSANTのPart Fでは、与えられた質問に対して、自分の意見を英語で述べる必要があります。ここでは、Yes / Noだけで答えるのではなく、理由や具体例を加えながら話す力が求められます。

日常英会話の教材でもスピーキング練習はできますが、Part F対策としては、意見を述べる練習ができる英検面接対策本の方が相性がよいです。

英検2級の面接対策では、社会的・日常的なテーマについて自分の意見を述べる練習ができます。そのため、VERSANT Part Fで必要な「結論→理由→具体例」の型を作るのに役立ちます。

上級者向け:目安 VERSANT 51点以上

VERSANTで51点以上を目指す上級者は、短い英文を作れるだけでは不十分です。

聞いた内容を自分の言葉で再構成する力や、40秒で意見を論理的に話す力、自然なスピードの英語を聞き取る力が必要になります。

このレベルでは、次の3つを重点的に鍛えましょう。

  • ストーリーを順序立てて説明する力
  • 意見を論理的に述べる力
  • 難易度が高めの語彙を含むリスニングに対応する力

『4コマ漫画で英語1分間スピーキング 英語の組み立て方+話すネタ仕込み』

上級者のPart E対策としておすすめなのが、『4コマ漫画で英語1分間スピーキング』です。

VERSANTのPart Eでは、聞いた短い文章を自分の言葉でまとめる必要があります。ここでは、聞こえた英語をそのまま暗記するのではなく、「誰が・何をして・どうなったのか」を整理して話す力が求められます。

この本は、4コマ漫画を見ながら、状況やストーリーを英語で説明する練習ができる教材です。

聞いた内容を再構成するPart Eとは形式が完全に同じではありませんが、ストーリーを順序立てて英語で説明する練習として非常に相性がよいです。

『AREA式で英語2分間スピーキング 英語の組み立て方+話すネタ仕込み』

上級者のPart F対策には、『AREA式で英語2分間スピーキング』がおすすめです。

VERSANTのPart Fは40秒の自由回答ですが、安定して40秒話すためには、1〜2分話せるだけの構成力や、話すためのネタを用意しておくことが大切です。

この本では、AREA式と呼ばれる型を使い、英語で意見を組み立てる練習ができます。

AREAとは、Assertion(主張)、Reason(理由)、Example(具体例)、Assertion(再主張)の流れのことです。

この参考書を活用することで、論理的なスピーキングの型を身につけ、Part Fで安定した回答をしやすくなります。

『改訂版 究極の英語リスニング Vol.4 検定試験に挑戦する6000語レベル』

上級者のリスニング対策には、『改訂版 究極の英語リスニング Vol.4』がおすすめです。

VERSANTで高得点を目指す場合、短い英文を聞き取れるだけでは不十分です。

例えば、Part CやPart Dでは、会話や短いストーリーの内容を理解する必要があります。Part Eでは、聞いた内容を自分の言葉でまとめる必要があります。

そのため、話の要点、理由、結果、話者の意図などを聞き取る力が重要になります。

この本は、6000語レベルの英語を使ったリスニング教材で、上級者がリスニング処理速度を高めるのに向いています。

参考書だけでなく、本番形式の練習も取り入れよう

VERSANT対策では、参考書を使って基礎力を鍛えることが大切です。

しかし、参考書だけでは、実際のVERSANT形式の問題に十分慣れられない場合があります。

VERSANTでは、短い質問にすぐ答える、聞いた英文を復唱する、会話やパッセージを聞いて答える、聞いた内容を自分の言葉でまとめる、自分の意見を制限時間内に話すなど、独自の出題形式があります。

そのため、瞬間英作文やシャドーイング、英検面接対策で必要な力を鍛えたあとは、実際の問題形式に近い環境で練習することが重要です。

特に、次のような方は本番形式の練習を取り入れるのがおすすめです。

  • 参考書では練習しているのに、本番になると焦ってしまう
  • Part A〜Fの問題形式に慣れていない
  • 制限時間内に答える練習が不足している
  • 自分の回答がどの程度できているのかわからない

VERSANT対策には「VERSANT Bridge」もおすすめ

本番形式の問題に慣れたい方には、VERSANT対策アプリ「VERSANT Bridge」もおすすめです。

VERSANT Speaking and Listening Test対策アプリ「VERSANT Bridge」画像

VERSANT Bridgeでは、VERSANTの形式に沿って、各パートの問題練習ができます。

参考書では、英語の基礎力やスピーキング力、リスニング力を鍛えられます。一方で、実際のVERSANTでは、問題音声を聞いてすぐに答える、制限時間内に話す、パートごとの形式に合わせて回答するなど、本番特有の対応力も必要です。

VERSANT Bridgeを活用すれば、参考書で身につけた力を、実際の問題形式に近い環境で確認できます。

参考書で基礎力をつけ、VERSANT Bridgeで本番形式に慣れることで、より実践的な対策につなげられます。

VERSANT Bridgeなら瞬間英作文と発音評価をまとめて対策できる

瞬間英作文トレーニングは、市販の参考書でも取り組める学習法です。

一方で、VERSANT Bridgeにも「スピード英作文トレーニング」という機能があります。

VERSANT Speaking and Listening Test対策アプリ「VERSANT Bridge」のスピード英作文画像

スピード英作文トレーニングでは、日本語の文を見て、瞬時に英語に変換し、実際に声に出して答える練習ができます。

市販の瞬間英作文教材では、英文を作るスピードを鍛えられますが、VERSANT Bridgeでは、英文を作るだけでなく、声に出して発話するところまで練習できるのが特徴です。

さらに、VERSANT Bridgeでは、発音評価機能を使って、自分の発音や流暢さ、イントネーションも確認できます。

具体的には、次のような確認ができます。

  • 自分の音声を確認できる
  • 自分が話した英語の文字起こしを確認できる
  • 発音・流暢さ・イントネーションのスコアを確認できる
  • 解答例を見ながら復習できる

このように、VERSANT Bridgeでは「言って終わり」ではなく、「話す→確認する→改善する」という流れで学習できます。

特に発音評価や流暢さ、イントネーションの確認は、参考書だけでは行いにくい部分です。自分では話せているつもりでも、録音や文字起こしを見ることで、発音の不明瞭さや文法ミス、詰まりやすい表現に気づきやすくなります。

参考書で基礎力を鍛え、VERSANT Bridgeで本番形式の問題や発音評価を活用することで、より実践的にスピーキング力・リスニング力を伸ばしやすくなります。

VERSANT Bridgeのスピード英作文トレーニングについては下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

まとめ:VERSANT対策は参考書で基礎を固め、本番形式の練習で仕上げよう

VERSANT対策では、ただ英語の知識を増やすだけでなく、聞いた英語をすぐに理解し、短い時間で口から出す力を鍛えることが大切です。

まずは『はじめて受ける VERSANT Speaking and Listening 全パート完全攻略[音声DL付]』で、現在のVERSANTの問題形式や各パートで求められる力を確認しましょう。

そのうえで、自分のレベルに合わせて参考書・問題集を選ぶことが重要です。

【レベル別】VERSANT対策におすすめの参考書・問題集まとめ画像

ただし、参考書だけでは、実際のVERSANT形式に慣れにくい場合があります。

VERSANTでは、問題音声を聞いてすぐに答える、制限時間内に話す、パートごとの形式に合わせて回答するなど、本番特有の対応力も必要です。

そのため、参考書で基礎力を身につけたあとは、VERSANT Bridgeなどの対策アプリも活用しながら、本番に近い形式で練習することがおすすめです。

特にVERSANT Bridgeでは、本番形式の問題練習に加えて、スピード英作文トレーニングや発音評価機能も活用できます。

スピード英作文トレーニングでは、瞬時に英文を組み立てて声に出す練習ができ、発音評価機能では、自分の発音・流暢さ・イントネーションを確認しながら改善できます。

自分のレベルや苦手パートに合った参考書・問題集を選び、仕上げとして本番形式の練習も取り入れて、VERSANTで求められるスピーキング力・リスニング力を高めていきましょう。

VERSANTのスコアアップを目指すなら専用アプリ「VERSANT Bridge」

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