【VERSANT勉強方法】Part C・Dで確実に点を取るリスニング対策

VERSANTの中でも多くの受験者がつまずくのが、Part C と Part D のリスニングです。

「音声が1回しか流れない」
「設問にすぐ答えないといけない」
「途中で話の流れを見失う」

こうした悩みは、多くの受験者が経験します。

しかし、Part C・Dで点が取れない本当の原因は、リスニング力が足りないからではありません


多くの場合、

“どこを重点的に聞くべきか分からないまま、すべての単語を追いかけようとしている”
ことにあります。

実は、Part C・Dは「全文を聞き取る必要はない」パートです。
むしろ 5W1H とキーワードをしっかりと拾うことができれば、十分に高得点を狙える のが特徴です。

本記事では、

  • Part C / Part D の特徴と「聞くべきポイント」
  • 5W1Hを使った“正しい聞き方”
  • 点数に直結するリスニング勉強法3選
  • すぐ使える具体的な実践例

をわかりやすく解説します。

Part C・Dが苦手な方でも、「どこを聞けば内容がつかめるのか」が明確になり、安定してスコアを取れるようになります。

ぜひ最後まで読み、今日の学習から取り入れてみてください。

※本記事で扱う「VERSANT」は「VERSANT English Speaking and Listening」を指します。

VERSANTのPart C・Part Dとは?

VERSANTの中でも、会話やストーリーの要点をどれだけ正確に掴めるか が問われるのが「Part C」と「Part D」です。

どちらのパートにも共通しているのは、英語の音声を1度だけ聞き、その内容に関する設問に素早く答える力 が求められる点です。

問題形式には違いがありますが、本質的に必要とされるスキルは同じで、“重要な情報を効率よく拾い、内容の骨格を理解する力”がスコアに直結します。

Part C|問題の概要

Part Cは、2人の会話音声を聞いたあと、その内容に関する1つの設問に回答する問題です。

  • 問題数:全6問
  • 音声再生(会話+設問):各問題1回のみ
  • 回答時間:15秒/問
  • 評価スキル:リスニング力


このパートで最も重要なのは、会話の核心となる情報を素早くつかむことです。

特に、以下の 5W1H を押さえられるかどうかが得点を左右します。

例|5W1H(会話で把握すべき内容)

  • Who:誰が話している?
  • What:何について話している?
  • When:いつの話?
  • Where:どこでの出来事?
  • Why:なぜそのような状況になっている?
  • How:どのような状況・方法で?(どうした/どうする?)

問題例|Part C

音声の英文:

Speaker 1: “I read an article about self-driving cars.”
Speaker 2: “Oh, that sounds interesting! What did it say?”
Speaker 1: “They’re improving, but not perfect yet.”
Speaker 2: “Do you think they’ll be common soon?”
Speaker 1: “Maybe in a few years.”
Speaker 2: “That’s exciting.”

日本語訳:
話者1:自動運転車に関する記事を読みました。
話者2:面白そうですね。何て書いてありました?
話者1:改良は進んでいますが、まだ完璧ではありません。
話者2:もうすぐ一般的になると思いますか?
話者1:数年後かもしれません。
話者2:わくわくしますね。

設問:


What technology are they discussing?

日本語訳:
彼らはどの技術について話していますか?

回答例:


Self-driving cars.(自動運転車)

このように、Part Cでは 会話の中に登場した“話題の中心となるキーワード”を1つ取り出して答える必要があります

つまり、会話全体を完璧に聞き取ろうとするのではなく、

「答えになりそうな重要情報だけに意識を向ける」ことが高得点への鍵となります。

会話の流れを広くぼんやり追うのではなく、5W1Hや固有名詞など、設問に関連しやすいポイントを優先的に拾う姿勢が重要です。

Part D|問題の概要

Part Dは、1人の英語音声を聞いたあとに、その内容に関する3つの設問に答える問題です。

  • 問題数:合計6問(英語音声が2つあり、それぞれ3問ずつ出題)
  • 音声再生:各1回(最初の音声と設問音声)
  • 回答時間:各問15秒以内
  • 回答方法:数語または短い英文で回答
  • 評価スキル:リスニング力

3つの設問は 事前に確認できない ため、音声の内容を聞き取り、頭の中で整理しておく必要があります。

音声を聞く上で重要になるのが、Part Cと同じく5W1Hです。

さらにPart Dでは、Part Cと比較し音声が長く、設問が3つあるため、次のことを意識して音声を聞く必要があります。

  • 出来事の時系列
  • 原因と結果の因果関係
  • ストーリー全体の流れ

Part Cと同様、Part Dも「音声の内容全てを完璧に聞き取る」必要はありません。


5W1Hを軸に「最初に何が起きて」「途中で何をして」「最後はどうなったのか」というストーリーの骨組みさえ押さえられれば、3つの設問には十分対応できます。

問題例|Part D

音声の英文:

Emily forgot her umbrella on a rainy day. She decided to run to the bus stop to avoid getting completely soaked. Luckily, the bus arrived quickly, and she found a dry seat. By the time she reached her office, the rain had stopped, and the sun was shining.

日本語訳:

エミリーは雨の日に傘を忘れてしまいました。濡れるのを避けるためにバス停まで走ることにしました。幸運にもバスがすぐに到着し、彼女は乾いた座席を見つけました。オフィスに到着する頃には、雨がやみ、太陽が輝いていました。

設問①:

What did Emily forget on a rainy day?

(雨の日にエミリーは何を忘れましたか?)

回答例:

A1:Her umbrella.

(彼女の傘)

設問②:

Why did Emily run to the bus stop?

(エミリーがバス停まで走った理由は何ですか?)

回答例:

A2:To avoid getting soaked.

(濡れるのを避けるため)

設問③:

What happened by the time she got to her office?

(彼女がオフィスに到着する頃には何が起きていましたか?)

回答例:

A3:The rain had stopped.

(雨は止んでいた)

なぜ多くの人がPart C/Dを難しく感じるのか

Part C・Part Dでつまずく人には、2つの共通したパターンがあります。

  1. すべての単語を聞き取ろうとしてしまう
  2. 何を優先して聞けばいいか理解できていない

まず、「すべての単語を聞き取ろうとしてしまう」ケースです。

音声を最初から最後まで一言一句追おうとしてしまうと、情報量が多すぎて脳の処理が追いつかなくなることがあります。


その結果、

  • 「何の話だったか思い出せない」
  • 「質問を聞いた瞬間にフリーズする」

といった状態になりやすく、スコアが伸びません。

また、「どこを優先して聞けばいいか理解できていない」というパターンもよく見られます。

本来意識すべきは、

  • 5W1Hに関する情報
  • 話題の中心となるキーワード
  • 固有名詞(人名・会社名など)
  • 数字・時間・場所といった“答えになりやすい情報”

ですが、これらを意識できないと、会話の趣旨やストーリーの流れをつかめません。

その結果、設問を聞いても即答できずに詰まってしまうことになります。

だからこそ、Part C・Dの対策では、「全部を聞こうとするリスニング」から、「5W1Hとキーワードを優先して聞くリスニング」へ意識を切り替えて学習することが重要になります。

勉強法①:5W1Hを意識して聞くトレーニング

Part C・Dどちらにも共通して効果的な勉強方法が「5W1Hを意識して聞く」トレーニングです。

  • Who:誰が話している?
  • What:何について話している?
  • When:いつの話?
  • Where:どこでの出来事?
  • Why:なぜそのような状況になっている?
  • How:どのような状況・方法で?(どうした/どうする?)

この6つを意識しながら音声を聞くことで、「なんとなく聞いていた」状態から「答えに直結しそうな情報をしっかり拾う」聞き方に変えていきます。

なぜ5W1HトレーニングがPart C・Dに効くのか

Part C・Dの設問は、すべてが5W1Hで問われます。

  • Part Cの設問例:
    • When will the company contact them?(その会社はいつ彼らに連絡をくれますか?)
    • What does the woman need to do before the event?(女性はイベントの前に何をしなければなりませんか?)

  • Part Dの設問例:
    • What was James trying to buy?(ジェームズは何を買おうとしていましたか?)
    • How did he decide which one to choose?(彼はどのようにして選ぶことに決めましたか?)

このように、設問は必ず Who / What / When / Where / Why / How のいずれかを問う形式になっています。

そのため、普段から英語音声を聞く際に 5W1Hを意識して聞く習慣 をつけておくと、設問を聞いた瞬間、頭の中にメモしていた5W1Hの情報から答えをすぐ取り出せるようになります。

これは、Part C・Dの正答率を上げる効果的なトレーニングの1つです。

勉強手順:5W1Hを意識したリスニングの型

5W1Hトレーニングの流れは、次の3ステップです。

STEP1:短めの英語音声を用意する

STEP2:一度通して聞き、「5W1Hだけ」を口頭で整理する

STEP3:スクリプトを見て答え合わせ → もう一度聞いて再チャレンジ

STEP1:短めの英語音声を用意する

まずは 長すぎない音声 を用意しましょう。

  • 30秒〜1分程度の会話やストーリー音声
    • VERSANT公式のサンプル問題
    • YouTubeの短い英語会話
    • 対策アプリ「VERSANT Bridge」の音声

内容は難しくなくていいので、5W1Hを意識できる“短い会話”を選ぶことがポイントです。

STEP2:一度音声を聞き、「5W1H」を口頭で整理する

音声を1回だけ通して聞き、スクリプトを見ずに次の5W1Hごとに整理します。

  • Who:
  • What:
  • When:
  • Where:
  • Why:
  • How:

日本語でも英語でも問題ありません。

「声に出して言語化する」ことで、情報を聞きながら整理する力が鍛えられます。

最初のうちは無理にすべて埋める必要はありません。

  • Who と What だけ
  • または Who・What・Why だけ

のように、聞き取れたところだけで十分です。

5W1Hで実際に整理

ここでは対策アプリ「VERSANT Bridge」のPart Cの音声を使用して、実際に音声の内容を5W1Hで整理してみましょう。

音声の内容:

Speaker 1: “How did your job interview go?”

Speaker 2: “I think it went well! They asked about my experience.”

Speaker 1: “What position are you applying for?”

Speaker 2: “Marketing coordinator.”

Speaker 1: “Did they mention when they’ll get back to you?”

Speaker 2: “Yes, they said by next Friday.”

Speaker 1: “Fingers crossed! I hope you get the job.”

日本語訳:

話者1:「就職面接、どうだった?」 

話者2:「うまくいったと思う!これまでの経験について聞かれたよ。」 

話者1:「どのポジションに応募してるの?」 

話者2:「マーケティング・コーディネーターだよ。」 

話者1:「いつ連絡が来るか言ってた?」 

話者2:「うん、来週の金曜日までに連絡すると言ってた。」 

話者1:「うまくいくように祈ってるね!採用されるといいね。」

Who(誰が)

  • 話者2:就職面接を受けた人物
  • 話者1:話者2に面接について質問している人物

When(いつ)

  • 来週の金曜日までに結果の連絡が来る
    ※面接を受けた日時自体は会話内に情報なし

Where(どこで)

  • 面接場所は会話内に情報なし

What(何を)

  • 話者2が就職面接を受けた
  • 応募ポジションはマーケティング・コーディネーター
  • 面接ではこれまでの経験について聞かれた

Why(なぜ)

  • 応募理由や目的については会話内に情報なし

How(どのように)

  • 「うまくいったと思う」と面接の手応えは良い
  • 面接ではこれまでの経験について質問された

STEP3:スクリプトを見て答え合わせ → もう一度聞いて再チャレンジ

スクリプトがある場合は、まずどの文章が5W1Hのどれに該当するのかを1つずつ確認しましょう。

「この1文が Why を表していたのか」「この数字が When だったのか」といった具合に、答えの根拠を特定する作業が大切です。

そのうえで、もう1度同じ音声を聞き、5W1Hを改めて整理し直します。

このサイクルを繰り返すことで、

  • 「そろそろ Why に関する情報が来そうだ」
  • 「今の1文は What の答えになりそうだ」

といったように、音声を聞きながら情報を整理して聞く力が徐々に身についていきます。

勉強法②:固有名詞・数字・時間・場所にアンテナを立てる

Part C・Dで確実に点数を取りたいなら、「どの情報が答えになりやすいか」を知っておくことがとても重要です。

VERSANTのPart C・Dは、会話やストーリーの中に出てきた具体的なキーワードを正しく拾えるかどうかを測っています。

そして、この“キーワード”として最も答えに直結しやすいのが、次の4つです。

  • 固有名詞(人名・会社名など)
  • 数字
  • 時間
  • 場所

これらは会話の中で特に目立ちやすく、質問にも使われやすいため、意識して聞くだけで正答率が上がる情報です。

答えになりやすい情報の特徴

Part C・Part Dの問題を見てみると、答えとして求められるのは、ほとんどが次のような “具体的で分かりやすい情報” です。

  • 人の名前:Emily、John、上司、マネージャー など
  • 会社名・組織名:IT企業、学校、マーケティングチーム など
  • お金に関する数字:10ドル、50%、2,000円 など
  • 時間・曜日・日付:午後7時、月曜日、来週、去年 など
  • 場所:オフィス、バス停、公園、市内 など
  • 会話の中心となるテーマ:自動運転車、新しいプロジェクト、英語テストなど

たとえば、こんな質問が出ることがあります。

  • 「どんな技術について話していますか?」
  • 「会議は何時にありますか?」
  • 「彼女は仕事の後どこへ行きましたか?」

これらはすべて、会話に登場したキーワードを覚えていれば答えられる質問です。

逆に言えば、そのキーワードを聞き逃してしまうと、他の部分を理解していても正しく答えることは難しくなります。

だからこそ、普段からリスニングをする際は、
「名前・数字・時間・場所といった“具体的な固有情報”は、設問で問われやすい」
という意識を持って聞くことが非常に重要です。

勉強手順

この「キーワードにアンテナを立てる力」は、少し意識してトレーニングするだけで大きく伸びます。
おすすめの勉強手順は、次の2ステップです。

STEP1:固有名詞と数字だけをピックアップして口頭で言い直す

  1. 短い会話やストーリー音声を聞く
  2. 聞き終わったら、内容の詳細は一旦置いておき、「今出てきた固有名詞・数字・時間・場所だけ」を口頭で話す、またはメモする

対策アプリ「VERSANT Bridge」の音声を使用して、実際に音声内のキーワードを抜き出してみましょう。

音声の英文:

Speaker 1: “Are you attending the networking event tomorrow evening?”

Speaker 2: “I plan to, but I need to finalize my presentation beforehand.”

Speaker 1: “What’s your presentation about?”

Speaker 2: “It’s a proposal for a new marketing strategy.”

Speaker 1: “Sounds intriguing. Let me know if you need feedback.”

日本語訳:

話者1: 「明日の夜のネットワーキングイベントに参加しますか?」

話者2: 「参加する予定ですが、その前にプレゼンテーションを仕上げないといけません。」

話者1: 「プレゼンテーションは何についてですか?」

話者2: 「新しいマーケティング戦略の提案です。」

話者1: 「面白そうですね。フィードバックが必要なら教えてください。」

▼この音声から抜き出せるキーワード

固有名詞

  • networking event(ネットワーキングイベント)
  • marketing strategy(マーケティング戦略)
  • presentation(プレゼンテーション)
    ※固有名詞ではないが「話題の中心となる重要語」

時間・日時

  • tomorrow evening(明日の夜)

行動/話題を特定するキーワード

  • proposal(提案)
  • feedback(フィードバック)


このように、「キーワードだけのメモを残す感覚」 を身につけるのが大切です。

この練習を続けることで、本番の音声でも重要ワードを聞き逃しにくくなります。

STEP2:スクリプトを見てキーワードに印をつけて振り返る

次に、抜き出してたキーワードが合っているのか、聞き逃しているキーワードがないかスクリプトをみて確認しましょう。

  1. スクリプトを見て「キーワードになる単語・フレーズ」を探します。
  2. 聞き逃しているキーワードがあれば、その箇所を意識しながら音声を聞き直します。

この「振り返り」とセットで練習することで、単なるリスニング力ではなく、“設問に直結しそうな単語を拾う力”が鍛えられます。

勉強法③:情景を映像として思い浮かべる「イメージリスニング」

Part C・Dでは、「聞こえてきた英語そのもの」を追いかけるだけでは理解が追いつかず、途中で内容がぼやけてしまうことがよくあります。

ポイントは、音声の裏側にある“情景”や“ストーリー”までイメージできるかどうかです。

そこで役立つのが、音声を聞きながら頭の中で場面を思い浮かべる 「イメージリスニング」 という方法です。

映像化すると記憶に残りやすい理由

人間の記憶は、「文字だけ」「音だけ」といった情報よりも、映像やストーリーに変換された情報のほうが記憶に残りやすいと言われています。

例えば、日本語でも、ただ「雨の日に傘を忘れた人の話」と説明されるより、「びしょ濡れになりそうで慌ててバス停まで走る人」の映像を思い浮かべたほうが、後からストーリーを思い出しやすいです。

英語でも同じで、単語を1つずつ追いかけるのではなく、場面としてイメージしながら聞く ことで、音声は「ただの音」ではなく、1つの映像として記憶に残ります。

場面をイメージして聞くことで、次の情報が記憶に残りやすくなります。

  • 誰が登場していたか(Who)
  • どこで何が起きたか(Where/What)
  • 最後どうなったか(How/結果)

これらは Part C・Dの設問にそのまま使われる重要な情報になります。

勉強手順

イメージリスニングは、特別な教材がなくても、様々なリスニング素材で実践できます。
次の手順で進めていきましょう。

STEP1:リスニング音声を準備

まずは、難しすぎない音声を選びます。

日常の出来事や短いストーリー形式の音声のように、場面をイメージしやすい音声が最適です。
例)VERSANT Bridgeの音声やYouTubeの英語ニュースなど)

STEP2:「頭の中でショートムービーを再生する」つもりで聞く

音声を再生したら、単語を一語ずつ追いかけるのではなく、登場人物・場所・情景 を映像として思い浮かべながら聞きます。

例:

  • 誰が話している?
  • どんな場所?(室内?屋外?都会?田舎?)
  • 天気は?(雨?晴れ?)
  • どんな表情や動き?
  • どんな状況の話?

最初は「なんとなくのイメージ」で構いません。

完全に映像にできなくても、頭の中で“場面らしきもの”が浮かんでくれば十分です。

例として、VERSANT BridgeのPart Dの音声を使って、音声内容を頭で映像すると次のようになります。

音声の英文:

The Industrial Revolution brought about massive changes in society. It led to rapid urbanization, as people moved from rural areas to cities for jobs. Factories became the center of economic growth, and technological innovations accelerated production. However, poor working conditions and child labor were major issues during this time. Eventually, labor laws were introduced to improve workers’ rights.

日本語訳:

産業革命は社会に大きな変化をもたらしました。人々は仕事を求めて農村から都市へ移動し、急速な都市化が進みました。工場は経済成長の中心となり、技術革新が生産を加速させました。しかし、この時期には労働環境の悪さや児童労働といった大きな問題もありました。最終的に、労働者の権利を改善するために労働法が導入されました。

頭の中で浮かぶイメージ:

  • 工場の煙突から蒸気が上がっている町
  • 農村から荷物を持って都市に向かう人々
  • 機械が動く工場の内部
  • 子どもが工場で働いている様子
  • その後、法律が制定されるイメージ

このように、映像化するとストーリーの流れが立体的に理解しやすくなります。

STEP3:聞き終えたあと、どんなストーリーだったか説明する

音声を聞き終えたら、スクリプトは見ずに、「どんな話だったか」を日本語でも英語でもよいので1〜2文で説明してみましょう。

例:
「産業革命で人々が都市に移り、工場が発展した一方で、労働環境の問題があった話。」

その後でスクリプトを確認し、

  • 聞き取れなかった部分
  • イメージできなかった部分
  • 情報を取り違えていた部分

をチェックし、該当箇所を何度か聞き直しながら復習します。

このサイクルを続けることで、次のことが同時に鍛えられます。

  • ストーリーを“映像”として捉える力
  • 会話内容を整理しながら聞く力
  • Part C/Dで必要な「情報を記憶に残す力」

まとめ

VERSANTのPart C・Part Dは、一見すると難しく感じられますが、実際に求められているのは、一語一句正確に聞き取る能力ではありません。

相手が「何を伝えようとしているか」を理解するための“正しい聞き方”が身についているかどうかが問われるパートなのです。

特に大切なのは次の3つです。

  1. 5W1Hを意識して聞く(全体を追わない)
  2. 固有名詞・数字・時間・場所など、答えになりやすい情報を優先して拾う
  3. 情景を思い浮かべながら聞く「イメージリスニング」でストーリーをつかむ

これらを習慣化するだけで、「途中で内容を見失う」「設問に答えられない」といった悩みが解消され、正答率が安定します。

さらに、紹介したトレーニング(5W1H整理・キーワード抽出・イメージリスニング)は、どれも短時間ででき、継続しやすいものばかりです。

Part C・Dは、“全部聞こうとするリスニング”から“必要な情報だけ拾うリスニング”へ切り替えれば必ず伸びます。

今日の学習から、ぜひ取り入れてみてください!

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